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当時私が18歳の頃、飲食店でバイトをしていた時の話です。それまでずっと外国の子供みたいな髪型に憧れていて、茶色でクルクルのパーマにしていました。だけどある日突然ガラっとイメチェンしたくなってしまったのです。
何を思ったのか「そうだ、バンギャみたいな感じにしよう」と思い立って、そのまま美容院へ直行。思い立ったらその場で即行動です。
「どうなされますか」の美容師さんの質問に
「縮毛矯正して色もガラっと変えたい」と伝えました。
「一日でですか!」と当然驚かれます。
その時私はすでに早くイメチェンしたいモードに入っていたので
「今日中にお願いします」と伝えました。
予想以上につらい・・・午前の部
早速縮毛矯正。カップ麺みたいなクルクルのパーマに薬を塗ってもらったんですけど痛い、そして目に染みる。美容師さんが
「痛かったりかゆかったりしたら言ってください」と言ってくれましたが、
そんな事言ったら多分中断されちゃうんじゃないかと思って頭皮がカッカするのを我慢して黙っていました。それが地毛の質が硬くて頑固だったので、一度で終わらずに2度も薬を塗る事になりました。
そうなると痛いのがエンドレスで続く訳で、まさに苦行。頭にキンカンを塗ったような刺激を石のようになって耐えました。それで、やっと縮毛矯正終了してカットしたんですけど、微妙に外側にハネてるのね。
ハリガネみたいなピンッピンを期待していたのにやや外側にハネてる。不満はあるものの、そこは小心者なので満足したフリをします。次は、今度は色を入れる為に脱色です。
先ほども書いた通り、頑固で硬い毛質なのでこれまた色が抜けない。30分程度じゃ元の色とさほど違い無いぐらいにしか抜けていないのです。結局白っぽくなるまで脱色したかったのですが金髪ぐらいにしかなりませんでした。
まだまだ続く・・・午後の部
このへんで朝一に到着したはずなのに、とっくにお昼すぎ。さっきまで脱色してくれていたお姉さんが交代してしまいます。
次に赤い色を髪の毛に入れる作業。私のイメージとしては、全体的に真っ赤にしたかったんです。でも一回目は赤から金髪のグラデーションみたいになってしまいました。バトンタッチしたおねえさんが
「これはこれでキレイですよね!」ってアピールをしてきたんですが
「もっと真っ赤がいいんですけど…」と頼んでやり直してもらう事になりました。納得いくまでやり直してもらって、結局仕上がって帰宅する時間は夕方6時になっていました。
帰りに会計してもらう時に店長さんに「バイトより長い時間いたよね」って笑われましたよ。たしかにもう、腰がバッキバキ。後にも先にも、美容室に10時間近くいたのははじめて。無理に1日ですべてを終わらせようというのは2度とするまいと誓ったのでした。その日のお会計は1万6千円。
ちなみに職場では「ニワトリみたい」と、とても不評でございました(笑)
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