【女の決意・・】 散髪に涙してくれる温かい美容師さんにホッコリ。

あるある体験談記事(レディース・メンズ)

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こんにちは。私は現在28歳の会社員です。私には以前、少しの期間ではありましたが、夜のお仕事をしていたことがあります。名古屋の中心街でしたので、その当時の私は明るめの色のロングヘアーで、毎日ヘアセットを繰り返すので、髪の毛は傷みに痛んでいました。
 
 ヘアサロンで、髪の傷みをすこしでも軽減させるという専用シャンプーをおすすめしてもらって使っていましたが、それは傷みには強い反面、髪の毛の色落ちが激しい、という欠点がありました。そのため、美容室には2週間に一度ほどは通って、ヘアカラー等をしてもらっていました。

 通っていた美容室はいつも同じ場所で、特に担当の人がいた、というわけではないのですが、スタッフの皆さんは暖かく、いつも私の要望通りのヘアカラーをしてくれました。

夜の仕事をやめるケジメ

 そんな私が、昼職一本でやっていくことを決意したのは、夜を始めて1年とすこし経った頃でした。それにはさまざまな理由があったのですが、その決断に至るまでには並々ならぬ決意があったのです。

 そこで私はいつもの美容室に赴き、
「髪の毛を男の子みたいに思いっきり短くしてください。」と、注文しました。

 いつものようにヘアカラーの注文だと思ってやってきたスタッフの方は驚いてしまって、その理由を聞いてきました。私は、夜を辞めることになったいきさつなどや、髪を切ることになったことを、説明できる範囲で説明しました。

 その内容は主に、昼の仕事のほうで、夜のお仕事がバレてしまって、反省文や始末書を散々書かされたのですが、反省のしっかりした証拠を見せろ、ということで会社側が要求してきたのが、散髪だったのです。 

 散髪、と言ってもただ切るだけではなく、見た目が本当に男の子みたいになる程短く、そして真っ黒に染め直してこい、というものでした。夜のお仕事を辞めることは、生活という意味では痛手でしたが、私も内緒でダブルワークをしていたことは大いに反省しましたので、素直に引退しました。

私以上に私の髪の毛を思ってくれた美容師さん

 しかし髪の毛を切る、というのは私にとってはかなりの屈辱でした。腰下まで丁寧に伸ばして来た髪の毛でしたし、週2回も美容室に通って大切にしてきたからです。それを知っていた美容室のスタッフの女性は、なんと私より先に泣き出してしまったのです。

 そして、「私には切れません。」とハサミを投げ出してしまいました。結局ベテランの男性スタッフが交代してしっかりと切ってくれたのですが、私はそのとき、とても暖かい気持ちになりました。私の心の葛藤を、髪の毛を通してしっかり見極めて、涙してくれたことが有難かったのです。

 余談ですが、美容師というものは、一説では心理療法家とイコールだということです。その為、何か新しい自分を見い出したり、新しい境地に立たされようとしている人は、美容室に行く夢や美容関係の夢をよく見るようです。そういう意味では私も、奇しくもその断髪が良いスタートになったのではないかと思っています。

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