【高級美容室あるある!?】ワックスで転がるスタイリスト!?髪ではなくて床のワックスですよ

あるある体験談記事(レディース・メンズ)

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高級美容室、敷居の高さを感じております・・・

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 私は20代までカット料金が1500円程度といった安いチェーン系列の美容院に通っていました。ですが、なかなか自分の思うような髪型にしてもらえないため常に不満を抱いていました。そこで、腕の良いスタイリストばかりが在籍する美容院に行くことにしたのが今から7年前のこと、私がちょうど30歳になる頃でした。

 今まで行っていた美容院とは違うと感じたのが、まずは料金面でした。カットだけで3900円、シャンプーも付けたら4000円は軽く超える金額です。そして高級な美容院ならではの予約システムに敷居の高さを感じました。

 最初は予約せずにいつも飛び込みで利用していたのですが、毎回1時間以上順番待ちをしていたからか、スタッフさん達全員に顔を覚えられてしまって、私が入店する度に気の毒そうに応対してくれるのです。顔を覚えられるほどの運の悪さにさすがに恥ずかしくなって、とうとう電話予約をするようになりました。

 電話をかけると初々しい若い女の子が対応してくれるのですが、その子がいつもぎこちなくて、なんだかこちらもつられてロボットのような受け答えをしてしまいます。庶民派の私はどうも高級な場所が苦手なのか、いつまで経ってもしどろもどろな話し方しかできません。それでもなんとか予約を済ませて通っていました。

慣れてきたスタッフさん、自慢話もチラホラ

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 何度か通ううちに、スタッフさんが私に慣れてきて、色々と話しかけてくるようになりました。正直なところ、髪を切っている間は本でも読ませて欲しいと思っていたのですが、空気を読まないわけにはいかず、スタッフさんの話に付き合わざるを得なくなりました。私は美容院通いで対人スキルを磨いていたのです。

 あるスタッフさんはいつも鏡の前に、大会で優勝した時のデザインカット写真を置いていて「見て、見て」と言わんばかりのアピール光線を周りに放っていました。私の視界にもバッチリその写真は入ってきます。プロ意識が高い人なんでしょうね。男性のスタッフさんでしたが、自分の世界に酔いしれているような雰囲気を醸し出していました。

 そのような職人的な人がいるかと思えば、お喋りに明け暮れるスタッフさんもいました。越前ガニを職場の旅行で食べに行ったことを話してくれたのですが、とても味に感動したらしく、話す内容は始終カニ一色でした。

 カニ、カニって「きちんと髪の毛は切っていますか?」と突っ込みを入れたくなるような人でした。お客さんを退屈させないようにしてくれたのかもしれないけれど、これではお金を払って井戸端会議ですね。

 他にも、新商品のスタイリング剤の名前と内容を覚えて説明できるようになるまで1週間以上かかったとおっしゃるスタッフさんもいました。覚えたてでどうやら私が初めての本番のお客だったらしく、誇らしげに披露してくれました。

 私は良いお客を演じようとして、驚嘆してみせたり、相手をほめました。そして素直にスタイリング剤を買ってあげたのです。きっとそのスタッフさんの売り上げになったことでしょう。私なりの社会貢献ですね。

すってんころりん!?高級でも人間なんですね・・・

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 息をつく暇もないほど、スタッフさん達の頑張りに付き合わされて、お客も楽ではないなあと思いました。カラーリング中で髪の毛をカラーに馴染ませている時間など、スタッフさんがずっとそばについていない時も気が抜けません。

 ある時、鏡台の前に座って雑誌を読んでいたら、鏡にスタッフさんが何かにつまずいた姿が映りました。「あっ。」と思った瞬間、すってんころりん、華麗にスタッフさんは転んでしまいました。お洒落なスタイリストという職業だからか転け方も優雅で、凡人とは違った風に見えました。私はお客なのに心配して声をかける有様です。

 どうやら、若手のスタッフさんが床にワックスをかけ過ぎたことが原因だと、転んだスタッフさんは話していました。そりゃそうだ、今日は一段と床が光っていましたからね、私は心の中でそう呟きました。

 後からわかったことなのですが、その転んだスタッフさんは何店舗も取り仕切るマネージャーさんでした。ワックスをかけたスタッフさんはその後配置転換を命じられなかったでしょうか、少し心配です。

 こうして終始スタイリストさん達の人間観察に徹した私、何か収穫があったかと言われれば何もなかったとしか言いようがありません。ですが、1つわかったこととして、どんなに気取った美容院に勤めている人でも人間臭さがあるということです。お洒落で高級というと、なんだか冷たいイメージが以前はありましたが、いざ自分が通ってみると、そうではなかったです。

 ただ、プロ意識の高すぎるスタッフさん達に付き合わされるお客は内心ヘトヘトです。おかげさまで美容院に行った日はよく眠れました。

 今日もあの凡人にはついていけないテンションで頑張っていらっしゃるのでしょうか。あのテンションに巻き込まれたくないから、遥か遠くのほうから「頑張れ」と声をかけてあげたいです。

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